社会人になったら身に付けたい『きちんとしたもの』
普段は美容記事がメインですが、今日は筆者の本業である、ジュエリーに関する記事を書きたいと思います💎💖
私は現在20代後半ですが、周りの友だちたちはみんな口を揃えて「ジュエリーって何買えば良いのかよく分からない」と言っています。
うんうん、わかるわかる!!😭
私も入社したての頃、20代前半でしたが、
ジュエリーって高いぃぃいぃッ😱💥💸
安くてお洒落なアクセサリーで十分なんですけどッ!!!
って思ってました。
20代前半はまだ良いかもしれないけど、20代後半にさしかかってくると、
お仕事で着けたり、ちょこっと高めのレストランにお食事に行く時や、観劇、デート、結婚式などなど、
だんだんきちんとしたものを身に付けたいと思うようになりますよね。
社会人になるとお洋服もプチプラ一筋から、セレクトショップや少し高めのお姉さんブランドにシフトしたり、
少しずつ自分の持ち物をアップデートしていく女子がほとんどだと思います✨
せっかく素敵なお洋服たちに袖を通しても、一緒に着けるアクセサリーが安っぽいと、コーディネートも台無し。
品のある大人レディ💄を目指すなら、アクセサリーもきちんとしたものを着けたいですよね。
自分へのご褒美や、彼におねだりしたり💋、初めてのボーナスなど、
ジュエリーを買う機会が増えてくる20代。
でもいざジュエリーを買おうと思っても、
・知識がないから何を買えば良いのか分からない
・ジュエリーショップってちょっと入りにくい
・敷居が高い
と感じている方も多いと思います。
今日はそんなジュエリー初心者さん向けに、初めて買うジュエリーの選び方をご紹介します✨
長くなってしまいますが、
どれもジュエリーを買う時に必要な知識なので、覚えておいていただけると嬉しいです😊
初めてジュエリーを買うならダイヤモンドネックレスがおすすめ
ジュエリー販売員の筆者が初めてのジュエリーにおすすめしたいのは
一粒ダイヤモンドのネックレスです。
初めてきちんとしたアクセサリーを買うなら
まずは一粒ダイヤのネックレスからと思い浮かぶ方も多いのでは?
おすすめの理由その①定番デザインだから
なんと言っても、一粒タイプのダイヤのネックレスは定番中の定番。
人柄や体型に関係なく、誰でも似合うデザインなんです。
さらにどんなお洋服にも、どんなシーンにも合わせやすい。
超万能アイテムなのです✨
せっかく買うなら、たくさん使えるものが良いですよね😊
おすすめの理由その②長く使えるから
定番アイテムなので、年齢も関係なく長く使うことができます。
ジュエリーって決して安い買い物ではないので、できるだけ長く使いたいですよね。
私は仕事柄、20代から80代までのお客様とお話する機会が多いです。
20代の頃ってどうしても可愛くて華奢なものが欲しくなりますが、
年齢を重ねると若い頃に買ったものってだんだん飽きてきちゃうんです。
これは年配の方たちがみんな口を揃えて仰られています😂
好みのデザインが変わったり、流行のデザインが変わったり。
星やハートなどのモチーフものだと、好みが変わる可能性大!
ジュエリーはお洋服ほど流行の移り変わりが早くないけど
ゆっくりと流行のデザインって変わっていくんです。
定番デザインなら流行も関係ないので、気にせずに長く使うことができます。
また、ネックレスならサイズもほとんど関係ないので
多少体重が前後しても問題なく使えます👌
指輪だと意外とすぐにサイズが変わってしまう方も多いんです😭
おすすめの理由その③ダイヤモンドの価値はほぼ永久
ダイヤモンドといえば、『世界一硬い宝石』なのは有名ですよね。
宝石の中でも一番高い硬度の石なんです。
傷がつきにくいので、安心して長く使うことができます。
ただし絶対に割れない、ということではないので要注意。
ある特定方向の力には弱い『へき開』という特性があるので、
衝撃を加えないように注意は必要です。
また、ダイヤモンドは経年劣化などもしない石なので、
古くなったからといって、もろくなる、輝きがなくなる、なんてことはありません!
きちんとお手入れすれば、ずっと輝き続けます💎💖
おすすめの理由その④お手入れが簡単だから
ダイヤの特性上、どうしても皮脂汚れなどが付きやすいので、
ネックレスだと何度も着けているうちに「なんとなく曇ってきたような…」となることもしばしば。
ダイヤモンドなら自宅で簡単にお手入れができます🙆♀️
簡単なお手入れ方法をご紹介しておきます✨
- 洗面器に薄く水をはる(水でもぬるま湯でもOK)
- 食器用の中性洗剤を数滴垂らす
- 歯ブラシで優しくこすって洗う
強くこするとダイヤを留めている爪が緩んでしまうこともあるので、優しく洗いましょう
チェーンも一緒に洗うと皮脂汚れが取れて◎
ただし、チェーンもごしごしこすると切れてしまう原因になるので、優しく洗いましょう - 軽く水でゆすぐ
- タオルやティッシュで優しく拭き取る
金具部分が濡れたままになると、サビの原因になることもあるので、しっかり乾かしましょう
超音波洗浄機で洗う方法もありますが、
万が一石にヒビが入っていたり、爪が緩んだ状態で超音波にかけてしまうと、
石が割れたり、取れてしまうリスクがあるので、
あまりおすすめできません🙅♀️
以上が、初めて買うジュエリーとして、一粒ダイヤのネックレスをおすすめしたい理由です💖
では実際にどんなネックレスを買えば良いのでしょうか?
選び方のポイントをまとめてました❣️🤓
初めてダイヤモンドのネックレスを選ぶ時のポイント
①ダイヤモンドの大きさ
なんと言っても一番気になるのが、ダイヤの大きさですよね。
基本的にショップで売られているダイヤモンドは、大きければ大きいほど値段が高いです。
でも実は、ダイヤって大きさだけで値段が決まるわけじゃないんです。
大きければ良い、というものではないんですね。
少し難しいお話にはなりますが、
これはダイヤを買う前に絶対に知っておいた方がいい、基礎中の基礎知識になります。
なので面倒かもしれませんが、必ず知っておいてください!
知らないと将来絶対損します!!!(断言)
ダイヤの価値は4Cと呼ばれる、4つのポイントで美しさの価値が決まります。
詳しく説明すると長くなるので、ざっくり簡単に解説します😊
Carat(カラット)…大きさ・重量
よく耳にする「○○カラット」という重量の単位です。
大きいほど価値が高くなります。
Clarity(クラリティ)…内包物
天然のダイヤモンドには必ず内包物が入っています。
これがたくさん入っていると輝きが弱くなるので、内包物が入っていないダイヤの方が価値が高くなります。
11段階評価です。
Color(カラー)…色
基本的に、無色透明のダイヤモンドが一番価値が高いです。
うっすらと黄色っぽさに近づくにつれ、価値が下がっていきます。
(※色のついた価値の高いダイヤもありますが、ここでは割愛します!)
Dカラーが一番評価が高く、E, F, G, H…と順に評価が低くなっていきます。
Cut(カット)…プロポーション
ダイヤは外からの光を反射させて輝く石です。
入ってきた光を一番多く反射させることが大事です。
人間の手でカットされているため、規定の割合に近いものほど、価値が高くなります。
下手なカットだと光がうまく反射されないので価値が下がります。
基本的には5段階で評価されます。
4つのグレードによっては、
0.3ctのダイヤよりも、0.1ctの小さいダイヤの方が内包物・カラー・カットのグレードが高ければ、
0.1ctのダイヤの方が値段が高いこともあるんです。
通販サイトなどで大きさだけを売りにしてるものもチラホラ見かけます。
安さや大きさに釣られて買うと、
内包物が多すぎて曇って見えたり、色が茶色っぽかったり、カットが汚い場合もあるので、
気をつけて購入してください。
逆に、ダイヤの美しさや輝きよりも大きさを重視したい!という方も中にはいらっしゃいますが、
基本的にジュエリーの世界では、大きくて汚いダイヤよりも、小さくて綺麗なダイヤの方が価値が高く評価されます。
なので、ダイヤが小さいからといって価値が低いとは限らないので、
小さくても綺麗なダイヤモンドを買うことを強くおすすめします。
綺麗なダイヤは小さくても輝くので、ちゃんと存在感が出ます✨
【結論】
20代で買うなら、0.1〜0.3ctくらいがおすすめです!
30歳前後なら0.2ct〜、40歳前後になると最低でも0.3ct〜が多いです。
好みとお財布と、要相談ですね😂
②ブランドの方がいいのか?
ジュエリーの販売員がこんなこと言ったらクビになりそうですが
一粒タイプのネックレスであれば、どこのブランドでもデザインに大差ナシなので、
正直あんまり関係ないです。
ブランドというだけで、ネームバリューとして少し値段が高くなります。
ただし、ブランドのダイヤは綺麗なダイヤを使っていることがほとんど。
しっかりと品質が保証されている点が、最大のメリットです。
(ネットで安さ重視で買うと品質が悪いモノが本当に多いです…😢)
筆者おすすめのブランドは、日本の国内ブランドです。
【筆者のおすすめ3大国内ブランド】
百貨店にはほぼ必ず出店していると言ってもいい、
日本のジュエリーブランドです。
💎4℃(ヨンドシー)
💎VENDOME AOYAMA(ヴァンドーム青山)
💎agete(アガット)
国内ブランドは、
・品質が信頼できる
・価格が良心的
・保証がちゃんと付いている
・日本人の生活スタイルに合ったデザインや機能性を備えている
という点で、ファーストジュエリーにぴったりなのです。
ちなみに海外ブランドだとティファニーやカルティエの一粒タイプが人気ですね。
海外ブランドは保証が付いていても、修理代が高額な場合もあるので、お気をつけください。
ノーブランドでもきちんとした品質のものを選べば、
お得に価値の高いダイヤモンドを購入することもできます😉
ただし、安価なものにはそれなりの理由があることがほとんどなので、要注意です。
③素材(地金)の種類
K18(18金)イエローゴールド
【Room 403】K18YG クレールダイヤモンドネックレス
ゴールドならK18以上がおすすめ。
安いものだとK10のものもたくさん出ていますが、金の割合が少ないので強度が弱いです。
特にネックレスはチェーンが切れる可能性もあるので、なるべく強度の強いものを選ぶ方がベター◎
長く使うことを考えるなら、少々高くてもK18を買った方が絶対に良いです!
イエローゴールドはカジュアルなシーンでも使いやすく、
華やかな印象になります。
【4℃(ヨンドシー)】
🔺フクリン留め・0.07ct
🔺6本爪・カラット数記載なし(おそらく0.1ct前後)
【VENDOME AOYAMA(ヴァンドーム青山)】
🔺フクリン留め・0.10ct
🔺一粒の周りにメレダイヤで囲む『取り巻きデザイン』も定番でおすすめです😉
【agete(アガット)】
🔺0.10ct
シークレットセッティングで、ダイヤが素肌に浮いているように見えるデザインです。
すっきりと洗練された雰囲気になります。
少し人と差をつけたい方に♡
プラチナ、K18(18金)ホワイトゴールド
【Room 403】K18WG クレールダイヤモンドネックレス
フォーマルシーンやお仕事でも使いたいなら、プラチナまたはホワイトゴールドがおすすめ。
落ち着いた印象になり、かっちりした雰囲気が出ます😌✨
ダイヤの透明感をより引き立たせるのはプラチナカラーなので、
ダイヤが好きな方や綺麗なダイヤを選ぶ時は断然プラチナがおすすめです。
【4℃(ヨンドシー)】
🔺4本爪・カラット数記載なし(おそらく0.1ct前後)【K18WG】
🔺4本爪・カラット数記載なし(おそらく0.1ct前後)【プラチナ】
【VENDOME AOYAMA(ヴァンドーム青山)】
🔺フクリン留め・0.10ct【プラチナ】
🔺6本爪・0.20ct【プラチナ】
【agete(アガット)】
🔺3本爪・0.10ct
通常、4本爪や6本爪が多いですが、こちらは3本爪なのが珍しい✨
爪が少ない方がすっきりとして見えます。
Pt950と品位の高いプラチナを使っているのもおすすめ。
また、実はお肌の色によって合う・合わないもあります。
イエローゴールドを着けると肌が明るく見える、
プラチナを着けると肌が白く見えることもあれば、
逆にイエローゴールドを着けると肌が黄色く見える、
プラチナを着けると肌がくすんで見えるなどもあります。
手持ちのアクセサリーで合う・合わないをチェックするのもよし、
お店へ行ったらぜひ、実際に試着してみてください!
ネットで買う時の注意点
百貨店に入っているジュエリーショップでダイヤモンドのネックレスを買えば、
まず偽物が使われていたり、品質の悪いダイヤが使われていることはありません。
ちょっと敷居が高かったり、店員さんに勧められるのが怖いという方や、
ネットで買いたいという方も多いと思うので、ネットで買う時の注意した方がいいことをお伝えします。
①本物のダイヤモンドかどうかを必ず確認する
え?偽物売ってることあるの?とびっくりする方もいるかもですが、
人工ダイヤモンドや、ダイヤモンドの類似石を使って安価にしているメーカーもたくさんあります。
安さに釣られて買うと実は本物のダイヤじゃなかった…なんてことになったらとても残念です。
素材のところに「天然ダイヤモンド」と書かれていると一番安心です✨
さらに4Cのグレードが記載されていれば、より安心です👌
よく気をつけて購入しましょう!
②ダイヤモンドの4Cをチェックする
何度も書いていますが、ダイヤモンドには4つの評価グレードがあります。
グレードの詳しい見方は、長くなるので割愛してしまいましたが、ぜひググってみてください。
すぐに分かりやすい表が出てくるはずです😂笑
グレードによって品質に大きく差が出ますので、
大きさ・値段だけで判断しないことが大事です❣️
まとめ
私のお客様たちは、自分で初めて買ったジュエリーや、
記念にプレゼントしてもらったジュエリーのことは何十年も先まで覚えていらっしゃいます😌✨
それくらい、思い出に残るものなんです💖
20代できちんとしたジュエリーを買う前に、ぜひジュエリーの正しい知識を身に付けて、
あなたにぴったりのジュエリーを選んでくださいね💎✨
できるだけ短くしたつもりでもとっても長くなってしまいました😭
少しでも参考になった、勉強になった、と思っていただければ幸いです。
長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。